OneNote

【初心者向け】OneNoteのセキュリティ設定|共有・権限管理の基本

いろどり

OneNoteのセキュリティ設定における共有・権限管理について、主な機能と注意点をまとめます。

OneNoteの共有は、ノートブック単位で行うことが基本です。ページ単体での共有も可能ですが、その場合はページの内容をコピーしてメールで送信するなど、限定的な方法になります。

①共有の種類

OneNoteのノートブックは、主に以下の2つの方法で共有できます。

特定のユーザーを招待する相手のメールアドレスを指定して、直接ノートブックへのアクセス権を付与します。
共有リンクを作成するノートブックへのアクセス権を持つリンクを作成し、そのリンクを知っている人なら誰でもアクセスできるようにします。

②権限設定の種類

共有時には、招待するユーザーまたはリンクに対して2種類の権限を設定できます。

編集可能
(Can edit)
相手がノートブックの内容を自由に変更、追加、削除できます。
共同作業を行う場合に適しています。
表示のみ
(Can view)
相手はノートブックの内容を閲覧することしかできません。内容の変更はできません。資料の共有や情報提供に適しています。


③パスワード保護(セクション単位)
ノートブック全体の共有とは別に、より機密性の高い情報を保護するために、セクション単位でパスワードを設定することができます。

パスワード設定:
特定のセクションを右クリックし、「パスワード保護」からパスワードを設定します。

セクションのロック:
パスワードを設定したセクションは、一定時間操作しないと自動的にロックされます。手動でロックすることも可能です。

【注意点】パスワードを忘れてしまうとMicrosoftのサポートでも復元できないので、管理には細心の注意が必要です。

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金融IT業界にて約20年以上システムエンジニアをしております。IT初心者の方に分かりやすい記事を心掛けてまいります。記事へのご質問やブログネタのご要望、何かあればお気軽にどうぞ。
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