【OneNote】サブページの賢い使い方|3つの整理パターンと他機能との使い分け
OneNoteには「ノートブック」「セクション」「ページ」の3階層がありますが、ページ数が増えてくると「もう一段だけ整理したい」と感じる場面が出てきます。そこで活躍するのがサブページ機能。
親ページの下に関連ページをぶら下げて折りたためるため、ノートブック全体がすっきりと見渡せるようになります。
私自身、OneNoteを学習ノートや日々のメモ整理として使い込む中で、「この型に当てはまる用途なら、サブページを使うと整理が楽になる」という3つの整理パターンが見えてきました。あわせて、サブページとセクション・タグ・リンクの使い分方もまとめています。
操作画面付きで丁寧に解説しますので、最後まで読めば「自分の用途にサブページが向いているか」が判断できることを実感できます。
- サブページで関連ページをグループ化
- 有効な3つのパターン(時系列、工程・章立別、テーマ別)
- うまくいかないときは ソート設定を確認
- セクション・タグ・リンクの使い分けで整理力アップ
OneNoteの「サブページ」とは
OneNoteの基本構成は「ノートブック → セクション → ページ」の3階層です。サブページは、この最下層の「ページ」をさらにグループ化する機能で、親ページの下に 最大2階層までインデントできます。

- 親ページの下に 最大2階層 までサブページを作成可能
- 親ページごと折りたたむ/展開で、ノートブックの見通しが良くなる
- セクションを増やすほどではない「ちょっとした分類」に最適
- 既存ページを ドラッグ操作・右クリック で簡単にサブページ化
サブページの操作画面
サブページにする

サブページの折りたたむ
ページタブの右側に表示される シェブロン(>マーク) をクリックすることで、サブページを折りたたんだり展開したりできます。情報がたくさん溜まってきたとき、必要なときだけ展開できるのは大きな利点です。

サブページのレベルを上げる

サブページが効くシーン
ページ数が多くて見つけにくくなったとき、関連する数枚を「親ページ+複数のサブページ」として束ねると、検索性と一覧性が一気に向上します。OneNote が掲げる「集めて整える」価値の核心ともいえる機能です。
複数ページをまとめてサブページ化する
OneNoteでは複数のページをまとめてサブページ化することができます。
【具体的な操作画面】

ページ・サブページをソートする
ページ・サブページを並び替えてみましょう。
ページタイトルの頭を数字にしておくと並び替えがとても便利です。

サブページの3つの整理パターン
「サブページが便利なのは分かったけど、結局どんな時に使えばいいの?」──そう感じる方は多いはず。
私自身、OneNoteを学習ノートや日々のメモ整理として使い込む中で、サブページが特に効果を発揮する3つの整理パターンが見えてきました。
パターン1:時系列で積み上げる
- 日々のメモ・週次振り返り
- 月次の活動記録
- 学習進捗の記録
親ページとサブページの構成例:

この型が効く理由:
親ページに「テーマの定義・運用ルール・テンプレート」を置き、サブページに「日付ごとの実データ」をぶら下げる構成です。後で見返すときに、親ページで全体像を把握してから必要な日付のサブページに飛べます。
「過去のあの記録、いつだっけ?」と探す手間が一気に減ります。

パターン2:工程・章立てで分ける
- 資格学習(章別にメモを分ける)
- 自己啓発(学習教材の章立て)
- 思考整理(テーマを多角的に分解する)
親ページとサブページの構成例:

この型が効く理由:
親ページに「全体目次・進捗状況・直前の総ざらい用メモ」を置き、サブページに「各章の詳細メモ」を整理する構成です。試験直前に親ページを開けば全体を見渡せ、不安な章だけサブページに飛べます。番号付きタイトルにしておくとソート順が安定するのもポイントです。
親ページには 各サブページの目的の一覧・全体の進め方メモ・気づきの集約などを置くと、ハブとして機能します。たとえば英語学習なら「学習の方針/週ごとの進捗/気づいた発音のクセ」など、サブページに分けるほどではない情報の集約場所として使うイメージです。
パターン3:テーマ別に束ねる
- 趣味記録(料理レシピを「料理ジャンル別」で束ねる)
- 関心領域の継続学習(「英語」「投資」「健康」などの大カテゴリ別に束ねる)
- 思考の整理(1つのテーマに対する複数視点)
親ページとサブページの構成例:

【この型が効く理由】
親ページを「ハブ(玄関口)」として、関連するサブテーマを横並びで整理する構成です。「英語」というフォルダにあれもこれも入れて雑然とするのを防ぎ、サブページごとに役割を持たせることで再利用しやすくなります。
親ページには各サブページの目的の一覧・全体の進め方メモ・気づきの集約などを置くと、ハブとして機能します。たとえば英語学習なら「学習の方針/週ごとの進捗/
気づいた発音のクセ」など、サブページに分けるほどではない情報の集約場所として
使うイメージです。
3パターンの選び方早見表
| 整理したいもの | 親ページの役割 | サブページの役割 | 当てはまる用途 |
|---|---|---|---|
| 時間とともに積み上がる情報 | テーマ・運用ルール | 日付・期間ごとの実データ | 日記/週次振り返り/メモ蓄積 |
| 全体を章・工程に分けて掘り下げたい情報 | 全体目次・進捗 | 章・工程ごとの詳細 | 資格学習/教材/思考整理 |
| 1つのテーマを多角的に管理したい情報 | ハブ(玄関口) | 関連トピックごとの中身 | 趣味記録/継続学習/思考整理 |
私自身は、OneNoteを個人の学習・メモ整理として愛用してきました。個人で身についた整理パターンは、用途を選ばず応用できる──これが、3つの型に共通する経験則です。
「整理ツールとしての OneNote をもっと使いこなしたい」という方の判断材料になれば嬉しいです。
サブページの作り方・編集
ここからは、サブページを実際に作る・編集する基本操作を解説します。マウス操作・右クリックメニュー・ショートカットキーの3つの方法があるので、お好みのスタイルでどうぞ。
サブページを作る3つの方法
方法1: 既存ページをサブページにする(右クリック)

- ページタブを 右クリック
- 「サブページにする」を選択
ショートカット: Ctrl + Alt + ]

方法2: 新規でサブページを作る(ショートカット)
- 親にしたいページを選んだ状態で
Ctrl + Alt + Shift + N - 直接サブページとして新規ページが作成されます

方法3: ドラッグで階層を変える
- ページタブを 右にドラッグ → サブページ化(インデント表示)
- ページタブを 左にドラッグ → サブページ解除(メインページに戻る)

サブページを解除する方法
方法1: 右クリック
- 解除したいサブページを 右クリック
- 「サブページのレベルを上げる」を選択
ショートカット: Ctrl + Alt + [

方法2: ドラッグで左に動かす
- ページタブを 左にドラッグ でメインページに戻る
折りたたみと展開
- 親ページのタブ右側の シェブロン(>マーク) をクリックで折りたたみ/展開
- すべて折りたたむ/展開する:親ページを右クリック →「サブページを折りたたむ/展開する」
情報量が増えるほど、折りたたみ機能の効果は大きくなります。普段は折りたたんでおき、必要なときだけ展開する運用がスマートです。
サブページが上手くできない時の対処方法
サブページの作成・解除がうまくいかない場合、原因はだいたい4パターンに絞られます。順に確認してみてください。
ケース1:「サブページにする」がグレーアウトしている
原因: ページの並び替え設定が「作成日時」「更新日時」「ABC順」になっている可能性があります。

対処:
- ページ一覧の上部にある ソートアイコン をクリック
- 「ページを並び替える」を「なし」に変更
- すると「サブページにする」が選択可能に

設定を戻したい場合は、サブページ化した後で再度ソートを設定すればOKです。
ケース2:「サブのサブのサブ」が作れない
原因: OneNote のサブページは 2階層まで という仕様制限です。
対処: より深い階層が必要な場合は、以下の代替を検討してください。
- セクションを追加して別階層を作る
- セクショングループで分類する(最大5階層まで対応可能)
「サブページに何でも放り込もう」とせず、セクション・セクショングループとの 使い分け を意識すると整理が楽になります(次のH2で詳しく解説)。
セクショングループとは、セクションをさらに束ねる入れ物のこと。ノートブックの中で複数のセクションをグループ化したいときに使う、一段上の階層です。
ケース3:モバイル版でサブページが作りにくい
原因: iPhone/iPad/Android 版は、PC版に比べて機能が限定されています。
対処: PC版で先にサブページの構造を作り、モバイルではメモを書き足す運用がおすすめです。「整理はPCで、追記はスマホで」と役割を分けると、ストレスなく使えます。
ケース4:ドラッグでうまくサブページにならない
原因: ページタブをドラッグするときの インデント幅 が分かりにくい。
対処: ページタブを タイトルがインデント表示されるまで右にゆっくりドラッグ。点線ガイドが表示されたタイミングでドロップしてください。慣れるまでは右クリックメニューやショートカットの方が確実です。
【判断軸】サブページ/セクション/タグ/リンクの使い分け
OneNote には情報を整理するための機能が複数ありますが、それぞれ得意な使い分けがあります。「サブページが効く場面 / 別機能が効く場面」を判断できるようになると、整理力は一気に上がります。
4つの整理機能の使い分け表
| 整理したい単位 | 推奨機能 | 使う理由 |
|---|---|---|
| 大きな分野(仕事/趣味/学習など) | セクション | タブで瞬時に切り替えられる、視認性◎ |
| 関連する数枚を1つにまとめたい | サブページ | 親で要旨、子で詳細を見せられる |
| 横断的に検索したい(例:#TODO) | タグ | 散在する情報を後から拾い集められる |
| 別ノートブックや別セクションとつなぎたい | 内部リンク | 階層を超えて関連付け可能 |
サブページ・セクション・タグは情報を 「分ける」 ツール、内部リンクは 「つなぐ」 ツールという違いがあります。

判断のコツ
「分けたい単位の大きさ」で選ぶ:
- 大きく分けたい → セクション
- 小さく束ねたい → サブページ
- 散らばったまま検索したい → タグ
- 別の場所と繋ぎたい → リンク
「分けたい関係性」で選ぶ:
- 横並び(独立した分野) → セクション
- 親子関係(要旨と詳細) → サブページ
- 共通属性(後から拾う) → タグ
- 相互参照(双方向) → リンク
ありがちな”間違った使い分け”
例:資格学習を整理する場合
- ❌ すべての章を別セクションにする → セクションが増えすぎてかえって見つけにくい
- ❌ すべのの章をタグだけで管理 → 一覧性が悪い
- ✅ 親ページ(例:FP)+ 複数のサブページ → ちょうど良い粒度
例:日々のTODOを管理する場合
- ❌ 日付ごとに新しいセクション → 過剰すぎてOneNoteのタブが煩雑に
- ❌ サブページで日付管理だけ → 横断検索しづらい
- ✅ 親ページ+ 日付サブページ + #TODOタグ → 検索と一覧の両立
「使い分け力」を磨くと整理上手になる
1つの機能だけに頼ると、無理が出てきます。サブページ・セクション・タグ・リンクの 「役割の違い」 を理解して、組み合わせて使う──これが OneNote 整理上手への近道です。
実は、Office製品全体でも同じ考え方があります。Excel・Word・OneNote・PowerPoint それぞれに得意領域があり、状況によって使い分ける視点が大切です。Excel と Google スプレッドシートの使い分けについては、別記事で詳しく解説しています。

【まとめ】集めて整える力をアップしよう
OneNote のサブページは、「セクションほど大げさじゃないけど、ページよりも一段束ねたい」という整理ニーズにぴったりの機能です。
散らばった情報を 集めて束ね、後で取り出しやすくする──これは OneNote の本質的な価値です。
日々のメモ・学習記録・趣味の整理など、まずは1つの用途で使ってみてください。きっと「情報がここにある」という安心感と、整理上手な自分への小さな自信が手に入るはずです。






